第4回福島第一廃炉国際フォーラム

今回の廃炉フォーラムは、地元住民の皆様や、廃炉に携わる皆様の間での意見交換を行い、相互の共通理解・国内外の廃炉の最新の進捗、技術的成果共有し、より廃炉について考える時間となりました。

第4回フォーラム概要

参加者数で見る第4回フォーラム

DAY.1 2019年8月4日

地元の皆様と考える1F廃炉

参加者数:627名

(うち福島県内 413名 65.9% 海外:36名)

DAY.2 2019年8月5日

技術専門家と考える1F廃炉

参加者数:670名

(うち福島県内 272名 40.6% 海外:43名)

2日間の合計

1,297

参考:第3回の来場者 1,264名

DAY.1地元の皆様と考える1F廃炉

午前

10:30~12:30
午前のセッション 浜中 順子
開会挨拶
山名 元(原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF))
「知る」セッション
オリエンテーションと廃炉と地域の将来の関係などについてのレクチャー。
これまでの国際フォーラムなどを通じて見えてきた論点の紹介
「話す」セッション
全員参加型の意見交換会。福島第一廃炉についてわからないこと、一番知りたいことについて意見交換を行い、意見を用紙などにまとめます。
12:30~13:30
「まとめる」セッション
「話す」セッションでまとめた意見を絵図などにまとめます。
1階ふれあい広場で開催
13:30~14:00
昼食休憩
9:00~12:30
学生セッション 開沼 博
グループ発表
前日にまとめたグループワークの成果を発表
講評
国内外有識者による講評
12:30~14:00
会場内にて昼食提供(無料) 地域活動ポスターセッション
福島の復興に取り組む地域の活動を紹介
12:35~13:50
特別セッション(1階小ホール)
昼食休憩中に参加できる国内外有識者による講演
●セオドア J. ガーリッシュ (米国 米国エネルギー省)
●セルゲイ・フロリア (ロシア RosRAO社)
●竹内 淳 (日本 原子力規制庁)
JAEA/CLADS見学ツアー
お昼休憩中に会場の隣にある研究所で、今どんな研究がされているかのぞいてみませんか?

午後

14:00~16:30
午後のセッション
来賓挨拶
●磯﨑 仁彦(経済産業副大臣)
●内堀 雅雄(福島県知事)
●宮本 皓一(富岡町町長)

「語り合う」セッション
事前に集められた意見や、「まとめる」セッションに集まった意見をまとめたグラフィックを基に地元登壇者、学生登壇者、1F廃炉関係者など様々な 背景を持つ登壇者が1F廃炉について語らいます。
ファシリテーター
●開沼 博(立命館大学衣笠総合研究機構准教授)
●浜中 順子(福島テレビ アナウンサー)
地元登壇者
●菅野 クニ(合同会社ニコニコ菅野農園)
●鎌田 光利(富岡町公害審議会)
●遠藤 秀文(株式会社ふたば)
●大畑 孝(福島県建築士会双葉支部)
学生登壇者
●福島県立会津学鳳高等学校 高校生
●福島県立安積高等学校 高校生
●私立磐城緑蔭中学校・高等学校 高校生
●福島県立ふたば未来学園高等学校 高校生
海外有識者
●米国 ポール・ディックマン(アルゴンヌ国立研究所)
●英国 エイドリアン・シンパー(英国原子力廃止措置機関)
廃炉関係者
●小野 明(東京電力ホールディングス株式会社福島第一廃炉推進カンパニー)
●須藤 治(経済産業省)
●山名 元(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
総括
W・D・マグウッド四世(経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)事務局長)
「結ぶ」セッション
「語り合う」セッションでの議論は、グラフィックとしてまとめられていきます。まとめられたグラフィックに参加された皆さんの想いを残していただくようなセッション。思い思いの言葉を残して言ってください。
閉会挨拶

グラフィックレコーディング

     第4回グラフィックレコーディング

DAY.2技術専門家と考える1F廃炉

午前

10:30~11:00
オープニング
開会挨拶&趣旨説明
●山名 元(原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF))
09:45-09:50 来賓挨拶
●清水 敏男(いわき市長)
オープニング 福島第一原子力発電所の現状と今後の課題
●小野 明(東京電力ホールディングス株式会社 福島第一廃炉推進カンパニー)
11:00~12:30
地元との共生とは?
英国
『ブリテン・エナジー・コースト・ビジネス・クラスターとGame Changers』 アイヴァン・ボールドウィン(ブリテン・エナジー・コースト・ビジネス・クラスター (BECBC))
米国
『テクニカル・カレッジとのパートナーシップ』ケヴィン・ウィット(サバンナ・リバー・ニュークリア・ソリューションズ (SRNS))
日本
『JR西日本における地域との共生~地域とともに汗をかく地域共生ビジネスの挑戦~』石川 裕章(西日本旅客鉄道株式会社)
日本
『~東京電力福島第一原発廃炉へ~㈱エイブルの取組み』
中馬 真理子(株式会社エイブル)
12:30~14:30
昼休憩/技術ポスターセッション

午後

14:30~15:54
廃炉プロジェクト
仏国
『マルクールにおける廃止措置』
●クリスティーヌ・ジョルジュ(フランス原子力・代替エネルギー庁 (CEA))
英国
『Sellafieldでのパイル燃料被覆管サイロ(PFCS)の廃止措置』
●デレク・カーライル(セラフィールド社)
『パイル燃料被覆管サイロ-成果指向規制の成功例-』
●ミーナ・ゴルシャン(英国原子力規制庁 (ONR))
米国
『K-貯蔵槽のスラッジ除去』
●モニカ・レガルブート(アイダホ国立研究所 (INL))
15:54~16:05
会場準備/小休憩
16:05~17:25
パネルディスカッション 「地元と一体となった廃炉プロジェクト推進」
司会
●田南 達也(原子力損害賠償・廃炉等支援機構 (NDF))
パネル
●仏国 ヴァンサン・ゴルグ(フランス原子力・代替エネルギー庁 (CEA))
●英国 ミーナ・ゴルシャン(英国原子力規制庁 (ONR))
●米国 ジェフ・グリフィン(米国エネルギー省)
●日本 佐藤 順英(株式会社エイブル)
●日本 高原 一嘉(東京電力ホールディングス株式会社 廃炉推進カンパニー)
(氏名 アルファベット順)
17:25~17:30
クロージング
閉会挨拶
●マイク・ウェイトマン(ケンブリッジ大学(兼)NDF海外特別委員)

第4回フォーラム登壇者